芦谷正人 Masato Ashitani
DRIVE, Inc. 代表取締役・ブランディングデザイナー・アートディレクター・
グラフィックデザイナー関西ブランディングデザイン協会理事
1965年大阪府堺市生まれ。幼少の頃から大好きだった手塚治虫に憧れ漫画家を目指すも挫折。その後、美大に入学し真剣に芸術家を目指す。食べるために始めたグラフィックデザインの仕事でデザインの魅力に取り憑かれ、勤めていた事務所を1年で辞め独立。後に日本で初めてのトータルビューティーサロンを展開する美容業界の名物社長から“ブランディング”を依頼され、単なるデザインではなく“ブランディング”のためのデザインを意識するようになる。デザインを始めてから約20年、“デザインの価値の可能性をもっと広げたい”という思いから、デザインファームを作ることを目的にイベ ントや講演活動などを積極的に続けている。好きな言葉、アインシュタインの「現実は、かつてはすべて想像の中にあった」。
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使ってもらえる広告
「使ってもらえる広告」で
博報堂クリエイティブディレクターの須田和博さんは
「広告が見てもらえなければ使ってもらえばいい!」と
言われています。

彼は、暇な現代人などいない、
余分な情報を受け入れるほど現代人は暇ではない。と
主張しています。

情報社会の進化と共に
広告のあり方は
大きく変化してきました。

例えば、ホームページという
最先端と思われてきた媒体においても
無節操に商品の羅列をするだけでは
購入されにくい時代です。

現代人は
欲しい情報は自分で慎重に「検索」して
できる限り間違いの無いように買い物をしようとします。

わざわざ他人の押し売りを必要としていません。

そのような時代に
広告は商品をアピールする道具ではなく、
見る人が見ただけで“徳”をするような
機能が必要になっているのです。

その機能とは
思わず、友達に話してしまいたくなる
話題を提供してくれる物であったり、
大事にとっておいて
誰かにプレゼントしたくなったり、
想い出や記念品になったり、

いつしか、広告は
商品を売り込むための道具ではなく、
商品と同等の役割を担う
“価値”となってしまいました。

これからの広告マンに問われる資質は、
「販売促進」の能力だけではなく、
「シナリオライター」のような能力が必要です。

広告に触れた人が
何日か先に商品と素敵な出会いをするまでの
ストーリーを描く能力です。


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舟の側面に巨大なポスターを貼り付けてパスタをすすっているイメージに見立てた、
食品メーカーの販促


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ガラスにぶつかる等身大のステッカーを貼ってガラスの透明度をアピールした
洗浄剤の広告

PIE BOOKS「ハートを掴むベストアイデアグラフィックス」より
 
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