「ほこ×たて」という番組を見て考えたこと

先日、「ほこ×たて2時間スペシャル」というタカトシの番組を
なんとなく見ていたら勉強になることがありました。

この番組は「ほこ×たて」というだけに
矛盾する物を対決させる番組です。

例えば、絶対に切れない“ワイヤー”とどんな物でも切れる“カッター”との対決みたいな感じです。

そこで
「絶対に水道水だと気づかれない浄水器」VS「どんな水も絶対に見極める酒職人」
というコーナーがありました。

それは、オレンジジュースでも真水に変えてしまう浄水器と
広島岩国市にある造り酒屋の水の味覚を究めた職人との対決でした。

どんな液体でも真水に変えてしまう浄水器は
みるからに頭の良さそうな研究者たちが開発している
三菱製です。

それに対するは
これもいかにも長年利き酒をしてそうな職人さん。

ビジュアル的にも対照的な2者でした。

挑戦内容は
5個のコップに入れられた水の中から
都会の水道水を濾過した水を当てるというもので、
濾過された水を当てると酒職人の勝ちというルールです。

濾過された水以外は
全国各地の名水とよばれる天然水が入れられています。

ゲーム開始前に
東大と青学の教授二人がどちらの勝利となるかを予想します。

青学の先生は
「水道水にはカルキが含まれているので
カルキの匂いを取り去るとミネラルウォーターとまったく同じ成分になるので
他の水との区別がつかなくなる。
だから、浄水器が勝利する」
とコメントしました。

それに対して、もう一人の知識人である
東大教授のコメントは
「三菱の浄水器はものすごく優秀で、
それゆえにピュアーすぎる。
ピュアーすぎるために見破られる。」
とコメントしました。

結果は見事、酒職人が濾過水を見破ることになりました。

この勝負の勝ち負けなんてどうでもいい気がしましたが
僕はこの番組を見ていてとても考えさせられました。

それは、
「完璧を求めるが上に
不完全なものとなり、
逆に自然とはどこか不完全なものなんだ」
ということです。

おそらく、酒職人は
各地の天然水が持つ、独特なクセをかぎ分けることができたのでしょう。
しかし、東大の先生が言うように
浄水器で濾過された水にはクセが無いので、
見分けることができたのではないでしょうか?

客観的に
僕がどの水を飲みたいかと考えた時に
完璧に濾過された水よりも
その土地土地のクセがある自然水のほうかなーと思いました。

この番組を見ていて
僕が考えたことは
人間は完璧なものよりも
何か自然やら物語を感じさせる
不完全なものに魅力を感じる生き物なんだなー
ってことです。

だから、人でも商品でも
どこか不完全さが大切で
そのことが物語に繋がると
魅力を感じるんじゃないでしょうか?

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